お知らせ

下くちびるの荒れ ・ 習慣性の口呼吸

昨年の12月に歯科健診を行いましたが、多くの生徒に「くちびるの荒れ」、がみられました。
その2週間前に、福祉会館で3歳児健診を行ったのですが、その時も同様に、ほとんどの乳幼児の唇が、「カサカサ」の状態でした。  口腔全般の状況を説明する為に父・母の方をみると、例外なく親御さんの下くちびるも「カサカサ」に荒れていました。
この下口唇の荒れは、12月・1月・2月の3ヶ月間に、特に顕著に現れます。
その原因は空気の乾燥ですが、只、空気が乾燥しているだけでは下口唇は荒れません。
そこに、口呼吸が介在してくると、「下口唇の荒れ」が発現します。
人は、呼吸をする時には「鼻」を使う構造になっています。
鼻には、フィルターの役割、加温、加湿、臭覚、脳を冷すなど、様々な役割があります。
鼻粘膜の乾燥を防ぐ為に鼻腔は片方づつ開通していますが、さらに強い乾燥状態になれば、脳は鼻粘膜を守る為に鼻腔を閉鎖します。  そうなると、必然的に口呼吸をする事になります。
冬の時期、寝ようとすると鼻が詰まり、息苦しくなった経験はありませんか?
布団を被るとその鼻詰まりが解消されます。布団の中は温かく湿度が有るためなのですが、寝室の空気は冷えて乾燥しているので、鼻粘膜の乾燥を防ぐ為に鼻閉がおき、口で息せざるを得なくなります。
これらの事象を観察すると、「脳は、口より鼻を優先して守る。」ようです。
何故、口腔より鼻粘膜が優位にあるのでしょうか?
それは犬や猫、或いは野性の動物をみれば理解できます。
命を守る為に水の匂いを嗅いだり、風に乗ってくる敵の臭い、仲間の匂い、縄張りや食べ物を探したりと、生命を維持する上で、大事な役割を果たしています。
ここで注目しなければいけない事は、上に挙げた理由による「習慣性の口呼吸」になっていないか?     という事です。
乳幼児などは親の顔を見て育ちますから、親が口呼吸をしていたらミラーリングで容易に「習慣性の口呼吸」になります。
5小の生徒もあまりにも下口唇の荒れが多かったので、時々、鼻のチェックをしてみたのですが、鼻詰まりが無いのに口で息をする「習慣性の口呼吸」の子が多くいました。
口呼吸 (ドライマウス) は、口の中が乾燥し唾液の介在がなくなるため、むし歯や歯肉炎、口臭、着色ばかりでなく、様々な弊害を引き起こします。
まず、我が子に下口唇の荒れが有るかどうか、見てください。
健診時には8割ぐらいの生徒に見受けられました。
それから、自身の下口唇の荒れもチェックしてみてください。
下口唇の荒れは、口呼吸の状況証拠ですので、確認、そして認識をしてください。
そうすれば  、対策をたてることができます。

 

 

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羽山歯科クリニック
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